砂かぶりの夜

大相撲☆ブログ、砂かぶりの夜 大相撲が「大相撲」と呼ぶにふさわしかった時代の感動の記憶と、大相撲の本場所の結果、そしてタイヘイの紙相撲解説

高見山とウィンブルドン
ジェシー高見山の東関親方が、昨日6月16日に定年を迎えました。

高見山に関する記事は、もうすでに何度か書いていますので、
今日は別の視点から。

外国人力士隆盛の今、やはりふた通りのファンがいます。
まずは、大相撲の国際化を喜ぶファン。外国人が大銀杏をして、
廻しを締め、日本語でコミュニケーションをする。

メジャーリーグのように、まさに国際化です。外国人力士が日本の
伝統を受け継ぐ姿は、日本人の野球選手がメジャーリーグに行くのと
同様、あるいはそれ以上のインパクトを感じます。

そして日本の国技なのに、日本人力士の横綱がいない、優勝力士が
しばらく出ない、という部分に不満を持っているファンも当然多い
でしょう。

私も、もちろんそういう感情は分かりますし、ある程度は持って
います。関連するか微妙ですが、16日の夕刊のスポーツ欄の記事を
紹介します。

今月開幕するテニスのウィンブルドンで、世界ランキング3位の
アンディ・マリーが、73年ぶりの地元勢優勝の期待を背負っている
とのことです。

1980年前後の、コナーズ・ボルグ・マッケンローの時代、私も
ウィンブルドンは熱心に見ていましたが、73年もの間、イギリス人が
優勝していないとは知りませんでした。

最後に優勝したのは1936年のフレッド・ペリーって、私が学生の
頃には、ポロシャツのワンポイントになっていた歴史上の選手です。

大相撲の地元勢?優勝は、3年前ですね。3年と73年・・・。

ウィンブルドンは当たり前ですが、国際化と言うよりも世界的なもの
ですので、例が極端過ぎたようですが・・・。

それでもナダルとフェデラーばかり優勝していたら、やっぱり見飽き
ますね。さて大相撲、日馬富士に続くのは・・・。


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Posted by タイヘイ
大相撲コラム / 02:09 / comments(2) / -
天下泰平記は昭和58年夏場所です
大相撲コラム「天下泰平記」配信しました。
今週は恒例の“大相撲プレイバック”で、昭和58年の夏場所です。

“北海の白熊”と呼ばれた名大関北天佑が初優勝した場所でした。
そして北天佑と同じ昭和35年生まれの旭富士・服部(後の藤ノ川)に
ついても、少し触れました。

斯く言う私タイヘイも、昭和35年生まれ。先日49歳、40歳代
最後の誕生日を迎えました。

千代の富士時代は、その時代の前後に幾つかの想定外とも言える事が
起こっています。

2代目若乃花の低迷、隆の里突然のブレイク、小錦のケガ、双羽黒の
廃業などなど・・・。

そしてこの北天佑・旭富士・服部という、私と同学年の3力士の軌跡も
また、想定外のドラマだったように感じます。


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Posted by タイヘイ
大相撲コラム / 23:34 / comments(0) / -
大相撲力士暴行死事件で山本被告に判決
前時津風の山本順一被告に今日、懲役6年の実刑判決が言い渡され
ました。この量刑が妥当かどうかは私には分かりかねますが、許され
ざる事件に一つの決着が出たということです。

このブログでも数回、この事件に関して書いてきましたので、判決が
出たということで、もう一度触れたいと思います。

一人の青年の命が奪われたということは、長年大相撲を見てきたものと
して悲しく、言葉もありません。

そして山本被告が人間的にも、また指導者としての技量にも全く欠けて
いたにもかかわらず、親方を名乗れていたことが残念でなりません。

以前にも書きましたが、スポーツの指導者に大切なのは、技術を向上
させる以上に、どこまで鍛えれば健康上に問題を生じるか、その見極め
が出来ることが必要充分条件です。

それは自分が経験してこそ出来ることで、安易に指導者というのは、
なれるものではないはずです。

私はしばしば、今の土俵を見ていると、ぶつかり稽古が充分に足りて
いるのか疑問だと、よく書くことがあります。新聞でこの事件を読む
とき“ぶつかり稽古”という文字が出るたびにドキッとします。

ぶつかり稽古で亡くなったのは、状況から否定できないからです。
持ち株の関係、一門の関係、人間関係などなど・・・、安易に親方を
生むと、大相撲は自分で自分の首を絞めることになるでしょう。

これも過去記事ですが、朝まで生テレビでこの事件が取り上げられた
とき、ある元力士が「力士の額なんて、ビール瓶で思い切り殴っても
何ともないよ」と発言しました。

もちろんこの発言は、新弟子程度の力士には当てはまらないので、
間違っています。

確かに力士の額は異常です。ボクシングなら、どんな優秀なボクサー同士
でも、思い切りバッティングがあれば試合は止まるでしょう。

何でもアリの総合格闘技でも、頭突きの場面は確か無いように記憶して
います。それだけ危険なことを、立合いであっさりやってしまうのが力士
です。

ただそれをテレビで、誤解が生じそうな言い方で、誤解が生じては
いけない番組で発言してしまうのは、感性の無さです。私はこの元力士
のファンでしたし、今でも好きですが・・・。

この感性の無さは、この元力士よりも今までの相撲協会にこそ見受け
られたことだと思います。そしてこれから、この感性が絶対に必要に
なってきます。

本来あるべきぶつかり稽古の姿と、この事件でのぶつかり稽古をきちんと
見極める感性。金属バットと竹刀とを一緒にしない感性。

私は常識の範囲で使えば、絶対にケガにはつながらない竹刀は問題ない
と思います。まして鍛えた力士の体です。しかし体に損傷を及ぼすような
使い方しか出来ない指導者ならば、話はまったく違ってきます。

感性にしても、能力にしても磨かずに安直な方向に流れれば、大相撲の
明日は期待できません。相撲協会は、特異な親方が起こした事件という
ふうに片付けないことが大切だということは言うまでもないでしょう。


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Posted by タイヘイ
大相撲コラム / 16:34 / comments(1) / -


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