白鵬が本格四つ相撲なら、豊響は本格押し相撲力士です
2008.07.30 Wednesday
大相撲名古屋場所で活躍した若手力士といえば、敢闘賞を獲得した豊響が
上げられます。いつまでも幕内下位にいる力士ではありません。
豊響は "平成の猛牛" と呼ばれるため、どうしても "昭和の猛牛" 琴桜と
比較して見てしまうことがあります。
そういう目で見ると、やはり体の違いを感じます。琴桜は182センチで
150キロ、筋肉の塊のような体をしていました。
豊響は184センチ・171キロ、体は充分に張りがありますが、締まる
べきところの締まり具合が琴桜に劣ります。
そのため以前、豊響は今の体重が適正体重か?的な文章を書いたこともあり
ました。入門以来、体重が減ったことがないというのも何かで読みました。
もちろん豊響は豊響ですから、体重うんぬんはよけいなお世話でしょうが。
また琴桜はぶちかましやノド輪だけでなく、廻しを引いても吊り出しや
やぐら投げなど、壮絶な強さを見せました。
そこが大きな違いと思っていたら、10日目の栃煌山戦では廻しを引いて
勝ってしまいました。もともとは四つ相撲だった豊響が、地力を発揮した
相撲でした。
琴桜は柔道出身で、若手の頃は投げてばかり。そのためにケガが多く、
師匠に徹底的に押しをやらせられたようです。地力が付いてからは組む
ようになり、横綱時代は投げよりも吊りや寄りの方のイメージです。
豊響も同じ成長過程を通っているのかもしれません。ただ琴桜は、実は
若手の頃から四つ相撲も結構取っています。決まり手も決して押し出しが
目立って多かったわけではないのです。
それでもぶちかましキングと呼ばれたのは、ぶちかましやノド輪を強烈に
印象付けたからでしょう。正面から受けた横綱柏戸の胸が、真っ赤になった
ことがありました。
さて豊響は、まだ自己最高位は前頭6枚目、横綱・大関と当たる地位に
なったことはありません。若手の頃から大物喰いだった琴桜に、この点も
似てほしいと思います。
12日目の木村山戦、左からの強烈なおっつけを持つ相手に対して、右の
ノド輪が跳ね上げられるのではと見ていましたが、ノド輪は出さずハズで
いきました。この辺の相手とは格が違う、とさえ思えました。
また左のおっつけも、かなり低い位置から押せるようになっています。
今度こそ上昇気流に乗ってもらいたいところです。とにかく、早く上位に
当たるところまで来てもらわないと面白くありません。
最近の突っ張り合いは、引きと叩きがセットのようになっていて、ボクシ
ングのジャブの応酬からヒットアンドアウェー戦法を見ているようです。
豊響のような本格押し相撲、本当に久し振りの登場です。
上げられます。いつまでも幕内下位にいる力士ではありません。
豊響は "平成の猛牛" と呼ばれるため、どうしても "昭和の猛牛" 琴桜と
比較して見てしまうことがあります。
そういう目で見ると、やはり体の違いを感じます。琴桜は182センチで
150キロ、筋肉の塊のような体をしていました。
豊響は184センチ・171キロ、体は充分に張りがありますが、締まる
べきところの締まり具合が琴桜に劣ります。
そのため以前、豊響は今の体重が適正体重か?的な文章を書いたこともあり
ました。入門以来、体重が減ったことがないというのも何かで読みました。
もちろん豊響は豊響ですから、体重うんぬんはよけいなお世話でしょうが。
また琴桜はぶちかましやノド輪だけでなく、廻しを引いても吊り出しや
やぐら投げなど、壮絶な強さを見せました。
そこが大きな違いと思っていたら、10日目の栃煌山戦では廻しを引いて
勝ってしまいました。もともとは四つ相撲だった豊響が、地力を発揮した
相撲でした。
琴桜は柔道出身で、若手の頃は投げてばかり。そのためにケガが多く、
師匠に徹底的に押しをやらせられたようです。地力が付いてからは組む
ようになり、横綱時代は投げよりも吊りや寄りの方のイメージです。
豊響も同じ成長過程を通っているのかもしれません。ただ琴桜は、実は
若手の頃から四つ相撲も結構取っています。決まり手も決して押し出しが
目立って多かったわけではないのです。
それでもぶちかましキングと呼ばれたのは、ぶちかましやノド輪を強烈に
印象付けたからでしょう。正面から受けた横綱柏戸の胸が、真っ赤になった
ことがありました。
さて豊響は、まだ自己最高位は前頭6枚目、横綱・大関と当たる地位に
なったことはありません。若手の頃から大物喰いだった琴桜に、この点も
似てほしいと思います。
12日目の木村山戦、左からの強烈なおっつけを持つ相手に対して、右の
ノド輪が跳ね上げられるのではと見ていましたが、ノド輪は出さずハズで
いきました。この辺の相手とは格が違う、とさえ思えました。
また左のおっつけも、かなり低い位置から押せるようになっています。
今度こそ上昇気流に乗ってもらいたいところです。とにかく、早く上位に
当たるところまで来てもらわないと面白くありません。
最近の突っ張り合いは、引きと叩きがセットのようになっていて、ボクシ
ングのジャブの応酬からヒットアンドアウェー戦法を見ているようです。
豊響のような本格押し相撲、本当に久し振りの登場です。



